The Late Bill Williams

Lowell Fulsonの「Tramp」を聴き、こいつは最高だ、なんて思ってはいますが、体内注入するのは一筋縄ではいかなそうです。
まだまだ聴き込まないとですかね。


最近買ったCDにこんなんが混ざってました。

The Late Bill Williamsなる人物。
誰だ?

鈴木カツさんのノートによると1897年生まれで戦前から活躍していたようですが、残念ながら戦前の録音は残っていないようです。
このCDは2ndアルバムで1974年発売。
77歳のときですね・・・
ちなみに1stアルバム録音は73歳だったそうです。

そしてなんと!

あのスパーギターヒロー、ブラインド・ブレイクのセカンド・ギタリストとして活躍していたらしいんですよねー。
いろんな人と演奏して録音しているブレイクですが、この人の名前は知りませんでした。
セカンド・ギタリストとしての録音も残ってないんですかね。
ブレイクのボックスを持っているのでクレジットをもう一度よく読んでみようと思いますが、諸事情により素晴らしいブックレットは今は手元にありません。
なので戻り次第チェックですね。
自分のバイブルのひとつ、小出斉さんの「ブルースCDガイドブック2.0」にもその名前はありませんでした。

肝心の中身ですが、「Blues,Rags,And Ballads」というタイトル通りの作品で、帯に書いてある”さまざまなアメリカン・ルーツ・ミュージックの奥深さが楽しめる1枚”ってのがピッタリくる感じです。
ブレイクのセカンド・ギタリストで、さらにはマール・トラヴィスなんかにギターを教わったこともあるようなので、そりゃ素晴らしいフィンガーピッキングを披露しています。
ブラインド・ブレイクと活動をともにした70歳を越えたブルースマンの演奏と歌をみなさんもいかがでしょうか。
演奏も歌もなかなか聴きごたえがありますよ。
まだ1回聴いただけですが、自分にとってこれはきっと何回聴いても飽きないアルバムになるんじゃないかって予感がしております。
1stも聴きたくなるなぁ。



12月7日(金)
ゆるさ企画でライヴをやりますよ。
「楽しい夜更かしvol.1」
素晴らしいミュージシャンが参加してくれるし、楽しいイベントになりそうです。
お時間ある方はぜひ!